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西**樹
Thumbs up
Unlocking new interests. Well written and documented. Thumbs up
R**N
あらゆるものの関わり合い
2022年11月、NHK「キャッチ!世界のトップニュース」で毎週金曜日にある「@NYC」のコーナーでマイケル・マカティアさんが本書を紹介されていたのを見て、すぐに購入しました。著者はケンブリッジ大学で学ばれたマーリン・シェルドレイク博士。子供の頃、落ち葉の山が土に分解されていくのを不思議に思い、やがて菌類への関心へとつながっていったようです。菌類と言えば、日常生活で身近なのは何と言ってもキノコやカビ、酵母などですが、動植物ほど身近な存在とは言えません。しかし本書を読むと、菌類が、植物を始めとする地球の生態系にとって想像以上に必要不可欠な存在であり、多大な影響も与えていることが分かります。また、情報を伝えたり、蟻を操ったり、あるいは有毒物質を分解したり、と菌類はそれぞれに大きな力を持っています。加えて、幻覚剤となる物質を含むキノコは、人間の文化にも影響を及ぼしてきました。近年、菌類の力や菌糸を利用して、環境の浄化や、地球に還る商品(例:家具、緩衝材)の製造なども行われているようです。各種菌類の力や生態、将来的な可能性について驚くべき内容が多く、インパクトの大きい、読んでいて面白い一冊でした。巻末に豊富な註と参考文献表があるため、本文自体は252ページ。文中にはモノクロのイラストがあり、本の真ん中にカラー写真ページがあります。内容が内容だけに、単語は馴染みのない物や、辞書に出ていない種名なども出てきますが、文体は親しみやすく、英文自体も難しくありません。因みに、エピローグに、本書を使ってヒラタケを培養して食べると書いてありましたが、実際にこの本から生えているキノコを炒めて食べる動画が著者のYouTubeチャンネルに出ています。
A**ー
Largely unexplored role of fungi
It's fascinating book. I have been interested in fungi for many a year but did not realize there was such depth to this wonderful world.
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5 days ago
1 month ago